以前紹介したゲリーニのアコーディオン 「GUERRINI OXFORD Ⅳ ARIEL Piccolo」こちらと「GUERRINI OXFORD Ⅱ」を並べて比較してみました。
一見すると外観に関しての違いはあまりなく、全体的な大きさもほぼ同じですね。ロゴは全く同じ大きさ、グリルも同じデザインで、エンブレムだけが異なりました。何か法則性あるのかな~?
あ、中身は全然違うんですけどね。左の「OXFORD Ⅳ ARIEL Piccolo」はスイッチがめちゃくちゃたくさん付いてるから大型機種かな?と思いきや、左手側がまったくリード入ってません。(よく見たらボタンもひとつも付いてませんね)その分重量も軽いです。鍵盤側しか付いてないのにHMMLの4枚リードって、めっちゃ贅沢だなぁ。音もゲリーニだから柔らかくて良い音だし・・・。ソロ演奏でなくバンド編成だったりレコーデイングで使用するとかなら、軽いし意外と重宝するのかも。
↓GUERRINI OXFORD Ⅳ ARIEL Piccoloのエンブレム
↓GUERRINI OXFORD Ⅱ のエンブレム
ゲリーニ社はもうアコーディオンを生産しておりません・・・残念です。
→現在はお孫さんに当たる方が事業を引き継がれているそうです。高級機を中心に生産されているとのこと。
イタリアにはまだまだ数多くのアコーディオンメーカーが存在しますが、この素晴らしいゲリーニアコーディオンが、日本にやってきてたくさんの愛好家たちを楽しませてくれたことはずっと忘れずにいたいですね。