アコーディオンの修理 その前に

見出し画像

今回は、アコーディオンの修理を専門店に依頼する際に知っておきたいことのヒントを書いていきたいと思います。

  

目次

  1. アコーディオンの中身と外観
  2. アコーディオンはどこまで修理可能なの?費用はどれくらい?
  3. まずは修理見積もりの依頼を
  4. オークションは要注意
  5. お店に持っていく(発送する)前に準備しておくこと
  6. 保存状態がキモとなる
  7. 最後に

  

アコーディオンの中身と外観

アコーディオンは基本的に、大切に使用していればとても長持ちする楽器です。日ごろ、取扱いや保存に注意することを心掛けていただき、メンテナンスをしていけば、中~高級アコでしたら50年は使い続けられるでしょう。

  

それでもどうしても肌などに触れる部分や置く時に地面に当たる部分などは消耗しやすく、色あせや金属の劣化などで年代を感じる見た目になってしまう機種もあります。

    

  

アコーディオンはどこまで修理可能なの?費用はどれくらい?

これ結論から言うと、アコーディオンの状態によってそれぞれ判断が異なります。(楽器店さんによってもその基準は異なるでしょう) 

  

 アコーディオンのその精密な機能は、全て箱の中に隠されているため、「見た目だけで善し悪しを判断する」のは難しいんですね(人間と一緒です。笑)

人間も病気になればお医者さんにかかりますが、「同じ処方箋」で「同じ治療期間」で「その病気が治る」か、はわかりません。個人差がありますし、体力や年齢もさまざまです。

  

人間が一人ひとり見た目も中身も異なるのと同じで、アコーディオンもみんな違います。(最初は全部同じに見えるかもしれませんが・・笑)「全く同じ状態で、全く同じ機種で、全く同じ時期に購入されたもの」と出会う方が難しいのです。

  

まずは修理見積もりの依頼を

おおよその目安はあると思いますが、現物を見ないで一概に「調律は〇〇円かかります」「修理は何日で終わります」とは言いきれません。

  

細かい値段や工数は機種とその状態によって変わってくるので、依頼したい楽器屋さんにまず、電話かメールで状況を相談して了承を得てから、お店に楽器を送るか持ち込むかをして、修理の「見積もり」に出される方が良いと思います。(価格に納得できなければその時点で修理キャンセルも可能です。配送料は負担することになると思います。)

  

※事前の問い合わせなしに楽器を店に送りつけたり、オークションで試奏なしに安く手に入れた楽器を修理屋さんへ丸投げするのは、やめましょうね。

  

オークションは要注意

オークションも、アコーディオンの知識がないであろう出品者の場合は購入をやめておくのが賢明です。写真ではわからない情報がいっぱい詰まってますから!…特に中身。(そもそも、中身を開けられる人がおそらく少ない。)

  

それに、安く手に入ったちょっと古い楽器を修理に出すとして、すべての楽器屋さんが直してくれるとは限りません。そのあたりのリスクも考えた上で、オークションやフリマサイトをご利用くださいね。

  

  

お店に持っていく(発送する)前に準備しておくこと

楽器店に修理を依頼し、発送の準備をするまでにまずやっておくべきことは、できる限りの掃除ですね。

装着品やアクセサリー、シールなどは作業中に剥がれたり紛失してしまう恐れがあるので除去をし、乾いた布で拭ききれる程度の手垢汚れなどは落としておきましょう。

 発送時の注意はこちらをお読みください

  

  

保存状態がキモとなる

年代もののアコーディオンで多いのが・・・ 

大量のほこり・・・

  

そして、「」!!!

  

  

本当に中から出てくるんですよー!涙

  

このレベルだともう修理とか調律以前に「掃除」から始めなければなりません。苦笑

  

ちなみに、どの楽器屋さんでも、掃除のみを請け負ってくれるほど余裕のある楽器屋さんはないと思いますので、そういう楽器が実家の倉庫から出てきても、そのまま楽器屋さんに丸投げすることはご遠慮くださいね・・・(2回目)

  

  

最後に

この記事を読まれたあなたがいつか、アコーディオンの修理や調律を出されることがありましたら、

「アコーディオンは人間みたいに、一台一台個性があって専門家に処方箋をもらわないと正確な対処法は得られないんだな」

ってことを、思い出していただけたら嬉しいです。

  

では、また!