カステルフィダルド工房見聞録のご紹介(フランス在住 Piccolo Kenjiさんより)

こんにちは。更新がだいぶ久々になってしまいましたが、みなさまいかがお過ごしでしたでしょうか?

久々のブログ更新は、フランス在住のアコーディオン愛好家Piccolo Kenjiさんからお寄せいただいたカステルフィダルド・レポートをご紹介したいと思います。

私のブログやSNSを見て連絡をしてきてくださったそうです!嬉しいですね~。

ではまずその愛好家の方のプロフィールをご紹介します。

Piccolo Kenji
フランス・パリ在住のアコーディオン愛好家。ミュゼットの音色に惹かれて10代の頃からアコーディオンに興味をもっていたが、国連機関への転勤で日本からフランスに移住したことをきっかけに、パリでアコーディオンを弾きたいという想いで36歳でアコーディオン演奏をスタート。初めてまだ1年半あまりだが、その多彩で唯一無二の音色と楽器としてのキャパシティの広さにすっかり魅了され、「聖地」カステルフィダルドで「本物」に出会う旅を決意。好きなジャンルはジャズ、タンゴ、ミュゼット、クラシック、好きなアーティストはリシャール・ガリアーノ、佐藤芳明、橘川宗明。

   

私も大人になってからアコーディオンを知って演奏し始めましたし、アコーディオンという楽器の可能性に感激しもっと広めたいという考えも共通していてとても親近感が沸きました。

Kenjiさんは今年の9月末にイタリアで開催されたコンクールに合わせてカステルフィダルドを訪ねられたそうです。それぞれのアコーディオン工房やメーカー工場への訪問はご自身でアポイントを取り、取材もご自身でされレポートを作ったとのこと。素晴らしい行動力ですね。

レポートも写真とデータが詳しく書かれていておりとても価値のあるものだと思いました。

私もそうですが英語やイタリア語がネイティブでないアコーディオン愛好家の方々にとっては、このレポートが日本語で書かれているのはありがたいことなのではないかと思っています。

レポートにはカステルフィダルドにあるいくつかのアコーディオンメーカーの製品の特徴や職人の熱い想いなどが書かれています。

谷口楽器としては取引きメーカーの関係上、ブログやSNSを通しては発表ができないということで、私個人のブログでご紹介することになりました(谷口楽器社長もこの経緯は知っており許可を得ています)。

では、Piccolo Kenjiさんによるカステルフィダルド見聞録をご覧下さい。

  

   

アコーディオンの聖地 イタリア・カステルフィダルド工房見聞録

はじめに -カステルフィダルドとアコーディオン-

1. FabioBalloneBurini (FBB) -アコーディオンに「愛」を捧げる職人-

2. SIWA & Figli -栄光の 60-70 年代の製法を今に伝える家族工房-

3. Brandoni & Sons -こだわりぬいたクオリティ-

4. BUGARI -「大手」のプライド-

5. BELTUNA -アコーディオン界の「革命児」-
BELTUNA “Matrix”

おわりに

https://www.pifcastelfidardo.it/



https://www.youtube.com/watch?v=Ow9sOxqB1KQ&t=12

https://www.youtube.com/watch?v=9HIiuDD8LBU

https://www.youtube.com/playlist?list=PLGTn1OMHrTkR6gNXJtHeb0rGgicWMhsO8

Copyright: Piccolo Kenji Oct.2022

   

   

私がブログやSNSを続けている理由の一つとして、アコーディオンにも実は色々と選択肢があるということをなるべく多くの日本のユーザーの方に伝えたいという思いがあります。

ここで紹介できたことが日本の愛好家の方々や未来のアコーディオン奏者たちのアコーディオンライフの一助となれば幸いです。